骨盤セルフチェックしてみませんか?
2020.02.22
こんにちは!
ぴーす整体整骨院です!
今回は自分の骨盤の歪みをチェックしてみませんか?
まずは、簡単にできるセルフチェックで、骨盤が歪んでいる可能性をチェックしてみましょう。
●急に動き始めると腰が痛い
●足を組むとき、横座りをするときはいつも同じ方向である
●パソコンの位置が正面にない
●身体の中心にオヘソがない
●歩いているとがに股やО脚になる
●よくつまずく
●片方の靴底だけ早くすり減る
●いつも同じ方ばかりで荷物をもっている。
●姿勢が悪いと指摘される
●産後の体型変化、腰痛がある。
Yesの数はいくつありましたか?ほとんどあてはまる、という人は骨盤が歪んでいる可能性が高いといえるでしょう。
では骨盤に歪みが生じてしまった場合身体にはどのような影響があるでしょうか。
骨盤の歪みが起こす悪影響
骨盤は骨格のちょうど中心にあり上半身と下半身をつないでいます。
いくつかの骨で成り立っており、骨盤内では子宮や卵巣といった生殖器や直腸など、大切な臓器を包んでいます。
そのような骨盤が歪んでしまうと、
○内臓が下がりお腹が出てくる
○血行不良によるむくみ、冷え 肥満。
○腸の働きが低下し便秘になる
○姿勢が悪くなることで肩こりや頭痛、腰痛。
などの悪影響がでてきます。
また、女性特有の症状としては骨盤内の血行不良により子宮や卵巣の働きが低下し、卵子が順調に育たなかったり、受精卵が子宮に着床しづらくなってしまったりといった不妊に繋がる可能性もあります。
骨盤はなぜ歪むのか?
最初のセルフチェックの項目にもあったように骨盤が歪んでしまう原因は悪い姿勢、日常の癖や習慣などが考えられますが、その他にも
○ストレス
○運動不足
○妊娠
などがあります。
そして、これらには筋肉が深く関わっているのです。
筋肉が骨の歪みの原因だった!
骨盤に限らず、骨自体が勝手に歪むということはありません。
骨は筋肉に影響を受けて動いているように歪みも筋肉によって生じているのです。
ではそれぞれが筋肉に及ぼす影響とはどのようなものでしょうか
・悪い姿勢や癖が及ぼす筋肉への影響
同じ姿勢を長時間続けると筋肉は硬直し骨に負担をかけてしまい、それにより骨は正常な位置からずれてしまう。
・妊娠が及ぼす筋肉への影響
出産により骨盤がゆるみ筋肉も伸びてしまっている。
・ストレスが及ぼす筋肉への影響
精神的異常は筋肉が緊張し、肩こりなどの原因にもなる
・運動不足が及ぼす筋肉への影響
運動不足により筋肉が硬くなってしまい柔軟性を失ってしまう。それにより筋肉は衰え骨にまで影響してくる。
このように骨と筋肉には密接に関わっているのです。そのことから
骨盤の歪みだけを矯正しても筋肉をほぐすことができなければまた歪んでしまう可能性は高いといえるでしょう。
また、仙骨が歪んでいることによって体に悪影が出る場合もあります。
骨盤矯正の方法
骨盤矯正の方法としては
●整体や整骨院に通い施術を受ける
●自宅で簡単にできるエクササイズなどの矯正法
などがありますが、どちらにしても筋肉へアプローチは必要となります。
骨盤を矯正するだけなら比較的簡単に出来るといわれています。
しかし、その状態を維持し、骨盤の歪みで起こる様々な症状を改善するためには矯正と共に骨盤の歪みの原因とされる筋肉を鍛えることと、筋肉の緊張をほぐすことが欠かせない条件となってきます。
ほっと整体整骨院では、ボキボキ鳴らす骨盤矯正ではありません。
初めてのかたでも安心して頂くためしっかり説明させていただいてから受けていただいております。
ご不安、ご不明な点などございましたらいつでもご相談下さい
整骨院やマッサージを行った後の怠さはなんで起こるのか!?
2020.02.14
こんにちは!
ぴーす整体整骨院です!
整体に行ったのに体がだるい!この犯人は好転反応かも
何だか体の調子が優れない…。だるい…。
そのような理由で整体を訪れる人は多いのではないでしょうか。
しかし、整体に行ったのにもかかわらず体のだるさが続くのは、もしかしたら「好転反応」が原因かもしれません。
好転反応とは
体のだるさを取り除くために整体に行ったのに、整体を受けてもだるい状態が続くことに納得できない人もいるかもしれませんが、
整体後のだるさは好転反応の可能性が高いでしょう。
好転反応とは、今まで悪い姿勢やストレスで圧迫されてきた神経や筋肉が整体によってゆるんでいく段階で起こる変化で、
体の状態が悪い方から良い方向へ移行する時に感じる痛みや倦怠感などを指します。
徐々に蓄積されてきた不調が、整体で正常な状態へと戻されるためその変化に耐えられず、体が反応してしまうことがあるのです。
そのため、整体後のだるさは良いだるさといっても差し支えはないでしょう。
時間の経過と共に好転反応は薄くなっていき、元気な状態に戻っていきます。
好転反応の種類
好転反応にはいくつか種類があり、種類によって生じる体の状態は異なっていきます。
「弛緩反応」は眠さやだるさがある好転反応で、悪い姿勢が良い姿勢に変わっていく過程で、多少の痛みを伴うことがあります。
眠いなら睡眠をとり、だるいなら無理せず横になりましょう。
「過敏反応」は、整体を受けて回復する途中に下痢や便秘、発熱、痛みなどが起こるものです。
「排泄反応」は体の老廃物や毒素が外に出てくる反応で、汗や便、吹き出物などが普段よりも多く出始めます。
「回復反応」は血流や神経の働きが回復し始めた時に起こり、だるさや体の痛みなどの不調が現れます。
時間が経ち正常な状態になればこれらの不調はなくなります。
どんな人がなりやすいの?
好転反応は整体を受けたすべての人が感じるものではなく、中には反応を感じやすい人もいます。
特に症状が重い人や慢性化している人は好転反応の影響を受けやすいといわれています。
また、長期間にわたって持病の薬などを服用している人や、短期間の服用でも強い薬を飲んでいる人は好転反応が起こりやすいでしょう。
その他にも、長年にわたり食品添加物や加工食品を取り続けてきた人や、脂肪分の多い肉料理を好んで食べてきた人は強く反応が出る可能性があります。
好転反応は整体を受けた翌日から起こるケースが多いですが、早い人では施術直後に反応を感じてしまうこともあります。
短い人なら1日で治まりますが、人によって期間はさまざまです。
だるさなどの症状が続く場合は相談しよう
もしも好転反応が見られた場合は、食べ過ぎに気をつけ、体を冷やさないようにすることが大切です。
お風呂では湯船につからず、なるべくシャワーだけで済ませて体に負担をかけないようにすることも併せて実践してみてください。
好転反応が出ている間は、お酒も控えるようにしましょう。
あとは、よく寝たり水分をしっかり取ったりと、一般的に体に良いとされることをやってみましょう。
しかし、このように好転反応後の生活に留意しているにもかかわらず、反応が数日を超えてもまだ続く場合は、施術を受けた整体師や医療機関などに相談に行ってください。
その不調の原因は別なことによるかもしれません。
まとめ
整体に行った後に感じるだるさは、好転反応という体が良い方向へ向かっていることのサインの可能性が高く、心配する必要はあまりありません。
好転反応は誰にでも出るわけではなく、特に症状が重い人などに出やすいという特徴があります。
体をしっかり休めてリラックスすることで、好転反応は次第にやわらいでいくことでしょう。
足の歪みo脚?x脚? どうしたら改善するの?
2020.02.07
こんにちは!
ぴーす整体整骨院です!
今回は膝のo脚x脚についてお話しします!
X脚を治して、脚長、小尻になる
ひざが内向きにくっつくX脚、よくある悩みのタネですが
「脚のゆがみは変わらない」と諦めていませんか?
実は脚のゆがみは、日々の体の使い方の癖や、骨盤の傾きの影響で作られます。
だから、自分の癖とは逆の方向に筋肉を鍛えることで、きれいな脚に整えることができるんです。
X脚の「出っ尻」というお尻の悩みまで同時に解決できます。
おしゃれなファッションに身を包んでも、脚のラインが今ひとつだと、ちょっと残念な気がします。
X脚が気になるけれど「ずっとこんな脚だったし、もう治らない」と諦めていませんか?
ほかの体の部位と同様に、脚のゆがみにも必ず原因があると思います!
だから、その原因を正す方向に筋肉を鍛えたり緩めたりすることで、X脚も変えていける、ということを今回はお話ししたいと思います。
X脚と一般的にはいいますが、内向きになる外反膝と呼びます。
両ひざが外反膝だとX脚というわけです。
なかには、X脚だけど脚を開き気味に立っている人も。
ゆがみを正しく矯正するには、本当の脚の状態を確認する必要があります。
シンプルなチェック方法があるので、やってみましょう。
両足のかかとを拳分くらい開けて、右足の人さし指と左足の人さし指をそれぞれ15度ずつ開きます。背すじを伸ばし、正面を向いたまま、ゆっくりとひざを曲げる。
ひざが正面を向いたままならゆがみはありません。
X脚の人はひざを曲げると自然とひざが内側に向きます。
はっきりわからない場合は、ひざとひざの間が開く方向、閉じる方向、どちらが曲げやすいかを確かめて判断しましょう。
次に、片脚立ちでもチェック。
片脚立ちしたときに、立っている脚のひざが外側、あるいは内側にはっきり動くときは要注意。
膝関節がつぶれ始めている可能性があります。
膝関節は、ひざ上の大腿骨と、ひざ下の下腿(脛骨とそのすぐ外側の細い腓骨)によって上下を挟まれた状態になっています。
X脚の場合、膝関節には「内へ、内へ」とずれようとするため、膝関節の外側がつぶれて痛みやすい状態です。
私はX脚? ひざの向きをチェック
ひざを曲げたとき、両ひざが内側に向くなら「X脚」。
片脚立ちしたときに、支えとなる脚のひざが外側、内側にスライドするなら、脚のゆがみによって膝関節(しつかんせつ)に障害が生じやすい状態といえる。
いずれの場合も、ひざが真っすぐ正面を向く場合は、脚のゆがみはない。
鏡に映したり、人に見てもらうとわかりやすい。
X脚は、今は見た目だけの問題でも、放っておくと中年期以降、つらいひざの痛みの原因になることも覚えておきましょう。
お年寄りで、歩くたびにガクッガクッとひざが外側や内側に動く人がいます。
ひざの軟骨がすり減り、骨同士が当たって痛みも強い場合もあります。
膝関節の軸がずれているから、曲げると痛くて正座もできません。
若いころには筋力でひざを支えていたものの、年を取って筋力が低下したり、体重が増加すると、重みに耐えきれずに膝関節が変形するのです。
体重が1kg増えるとひざにかかる荷重は3kg増えます。
X脚は、ひざ関節に内へ、内へとずれようとする力が加わる。
どうしてこんなことが起こるのでしょう。
原因をたどると、骨盤に行き着きます。
まず、これまでに何回か取り上げてきた「反り腰」の骨盤前傾タイプの人。
壁に背中とお尻をくっつけて立ったときに腰の隙間に手がすぽっと入るタイプは骨盤が前に傾きやすく、前傾した骨盤についた大腿骨が内側にねじれるので、X脚になりやすいのです。
○骨盤のゆがみを正し、ひざのずれを調整していく○
脚のゆがみを正すには、ゆがみの出発点である骨盤の前後の傾きからアプローチすることが大切。
加えて、ひざ関節にかかっている「内ずれ(X脚)」という力を正す方向で動かすことも重要。
このポイントを理解したうえで、対処法へと進みましょう。
X脚の人は、恐らく大の苦手であるあぐらの姿勢で行うストレッチングから始めましょう。
こちらも骨盤をしっかり立て、内側に入り込みがちな脛骨を外側方向に手で押して、癖付けをしていきます。
骨盤を立てて行うことで、X脚の人のなまけた腹筋を鍛える効果も。
外旋方向にじわじわーっと脚全体を伸ばしていくので、内向きにゆがんだ脚がより正されやすくなるんです。
続いて、エクササイズ。 ちょっときついけれど頑張りましょう。
内向きのゆがみに対して、股関節の外旋力をアップするように、大殿筋を鍛えます。
最初に腹筋に力を入れておへそを軽く浮かせた状態で行うことで、大殿筋が熱くなってくるほど、ピンポイントで刺激することができます。
おへそを浮かせることができない人は、薄めの枕かタオルをおへその下に置きます。
このエクササイズで、X脚の特徴である、どーんと後ろに突き出たお尻もキュッと小さくなります。
【今回のポイント】
脚にかかっている力とは逆方向の筋肉を鍛えましょう!
X脚も、凝った筋肉群を緩めてから、骨盤や膝関節を支える筋肉を鍛えるのがポイント。
続けることで脚のラインが正され、お尻もきゅっと引き締まってくる。
(参照:ヘルスUP健康づくり ゆがみリセット学(6) O脚、X脚を治して、脚長、小尻になる)
膝の痛み対策に太もものトレーニング①
2020.01.21
神戸市西区の「膝の治療に力を入れている整骨院」ぴーす整体整骨院です!
「足・膝の痛み」
今日はそんな膝の症状でお困りの皆様に効果的な
太もものトレーニング法をご説明したいと思います!
まず、何をおいても一番有名な
スクワット
コチラは近々動画でも説明させていただきます。
ノーマルなスクワットは
①足を肩幅ほど広げる
②息を吸いながらゆっくり下げていく。
③太ももと地面が平行になったら少し止めてください。
④ゆっくり①の姿勢に戻して下さい。
⑤休憩は20秒~30秒までを目安に行ってください。
※より精度の高いトレーニング動作を行うときはスタッフの指導の下に行うようにしてください。
①~⑤までの動作を繰り返し
スクワットの動作もですが継続したトレーニングが大切です。
なので是非、正しい基本姿勢からマスターするようにして下さい^^
スクワットの効果として大切なところは
・膝への負担を減らす
・体形を引き締める
・脂肪の燃焼効果を高める
・体幹の引き締め効果も期待できる
などなどありますが最も重要なのが
少しずつでも毎日続ける
これに尽きます。
もし、ストレッチの方法ややり方が分からない方は是非近くの整体整骨院までお問い合わせください!
Google検索で
神戸市 西区 整骨院
上記クリックいただきますとお問い合わせや予約、ご来院までの道のりが簡単にチェックできて便利です。
鍼灸治療の効果
2020.01.18
こんにちは!
ぴーす整体整骨院です!
鍼灸治療をしていると、上半身に症状があるのになぜ足へ鍼をするの?お腹??
なぜ?
と思われている方が多いかと思います。
〇腰骨周辺に鍼をしてもらうと、横隔膜のあたりのつまりが「ポコッ」と抜けた。
〇腕が痛いのに「お腹」へ鍼したら痛みも動きも変わった・・・。
〇肺に刺してないのに息がしやすい・・・。
経絡・経穴は目に見えず、信じがたい方も沢山いらっしゃいます。
今回は、経絡経穴を⇒⇒筋肉内臓に置き換えて少し書いてみます。
=====
例えば、、内臓と頭痛、関連が薄そうですが両者は密接に関連しています。
内臓は*不随意筋に分類されますが立派な筋肉です。
(不随意筋)とは自分の意志によって動かす事のできない筋肉。
主に自律神経の支配を受ける。内臓や血管の壁の筋肉・心筋など。
筋肉は単独で活動しないで、筋連鎖し離れた筋肉と連動して働きます。
内臓も筋肉なので、何らかのトラブルで内臓が固まることによって筋肉も硬くなります。
〇胃の調子が悪いとき、みぞおちが突っ張る感じがあると思います。
みぞおちの部分が突っ張るのは腹直筋が固まっていているという事です。
腹直筋が固まると連結する大胸筋・胸骨筋も固まり、さらに連結する広頚筋や胸鎖乳突筋が固まります。
食べ過ぎで胃に負担をかけるとで肩こりも発生します。
また、身体前面の筋が動きにくくなり
息が吸いずらくなったり、猫背の様な前傾姿勢となり背中に張り・ツッパリを覚えます。
頸の胸鎖乳突筋の緊張は頭を覆う後頭前頭筋を緊張させ頭を締め付けるように働きます。
頭が痛くなる原因の一つがここにあります。
意識しないところで、筋連鎖は全身に回っていき、
内臓の緊張は頭痛だけでなく、肩こりや首こり、腰痛などの引き金となります。
*痛い箇所がどんどん増えていく理由のひとつです。
(筋連鎖)とは運動パターンを通じて共に作用し、互いに影響を及ぼす筋の集合体のことを指す。
この機序は逆の働きもみせます。
猛暑や極寒に限らず過度の筋肉の疲労・緊張が筋連鎖を介し、
内臓まで固め呼吸・消化活動を停滞させてしまうことがあるということです。
筋肉と内臓は別物とお思いの方も多いと思いますが、切っても切れない繋がりを有しています。
特に症状として現れやすいのが小腸、大腸(便秘)ではないかと思います。
排泄は、身体の内側の状態を知る事もできますし、デドックスの役割を担っています。
不調に便秘はつきものです。
鍼灸治療の表現としては、経絡経穴を通じて体内の奥にある内臓の疲れ(固まり)を取り
とにかくよく眠れる身体を作る事。
加えて無駄な熱症状や潤い不足の解消をすることで排泄を順調にし体内のデドックスを
行なうことができる治療法だということです。
スタッフ募集!
2020.01.16
ぴーす整体整骨院ではスタッフさん大募集中です!
鍼灸師さん
柔整師さん
セラピストさん
整骨院で人を元気にする仕事をしてみたい!と言う方は是非一度ご連絡ください!
078-990-3225
https://en-gage.net/genkina844_saiyo/
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o脚の方必見![どうしてo脚になるのか?]
2020.01.12
どうもこんにちは!
ぴーす整体整骨院です!
今回はo脚についてお話しします!
O脚で悩む日本人の女性は多いと思います。
欧米人と比べると生活様式や歩き方、骨格などやはりO脚になりやすく目立つ人が多いのです。
O脚は様々な症状を引き起こしますが、足の疲れを引き起こす原因にもなっているのです。
案外、O脚と脚の疲れとの関係を知らない方が多いかもしれません。
O脚の人は、足が疲れやすくなります。
また足だけでなく、全身も疲れやすくなります。
酷くなると、立っているのも辛くなり、一種の虚弱体質のような感じにすらなっていきます。
O脚と疲労体質とは関係があります。
ではなぜO脚の人は疲れやすいのでしょうか。
それは、O脚になると、重心が左右に振れてバラバラになってしまうからです。足の重心を正しく使えていないため、ムダな力が脚にかかるようになります。ですので疲れない体質の人であっても、O脚になるとすぐに脚が疲れるようになり、疲労体質のようになってしまいます。
美しい歩き方=疲れない歩き方です
O脚と脚の疲れをもう少し説明しますと、正常な脚の方の場合、脚の大腿骨から膝関節、脛骨(けいこつ)、足関節に向かって、まっすぐに重心が通ります。
脚の骨に対して自然に重心が加わる姿勢となっていますので、脚にかかる力を骨全体で受けることができます。ですので脚には余分な力が加わらず、少しの力で脚を支えることができます。
しかしO脚の方は重心が足の外側になります。つまり大腿骨・膝関節・脛骨・足の外側に力がかかるようになります。この結果、足の外側の筋肉に大きく負担がかかります。反対に足の内側の筋肉にあまり力がかからなくなります。
そして頭部が左右に振れることになります。重い頭が振り子のように左右に振れてしまうと首の付け根に当たる肩周辺に無駄に力が入るようになってしまうのです。結果的に肩もこるし首も凝ります。
そのためO脚の方は、脚の外側の筋肉が発達し、内側の内転筋が細くなります。O脚の人の脚は、外側に膨らんだシルエットとなるのが特徴でもあります。
つまり大腿四頭筋のうち、大腿直筋や外側広筋は発達しているのですが、内転筋が未発達となり、アンバランスな筋肉の構成となっています。また脛骨の下腿三頭筋も外側にふくらんだ形になります。
内転筋が萎縮し短縮していくと大腿骨から脛骨を引っ張り骨自体も変形させてしまいます。
O脚の方は、大腿四頭筋の大腿直筋や外側広筋や下腿三頭筋に重心が通るようになるため、負担がかかるようになり、そのため脚の疲れが起きやすくなります。またこれらの部位が硬く緊張してパンパンとなった状態も起きやすくなります。
脚の骨格に正常な重心が通らないことにより、筋肉もアンバランスとなって、これが相互に関連しあって、ますますバランスの悪い身体構造となって、疲れやすい脚となっていきます。
早い段階での骨盤調整と足の筋肉の調整と関節の調整、そして正しい筋肉トレーニングと使い方の指導が必要です!