みなさまこんにちは。 ぴーす整体整骨院の村上でございます。 前回の続きです。 母指CM関節症の初期症状は、親指の付け根での痛みや違和感です。 痛みはふだんの動作や力を入れるときに感じやすく、 朝起きたときや寝たきりになった後など、休息後にも痛みが強くなることがあります。 症状の進行によっては、親指の付け根の変形や動作制限が生じることもあります。 母指CM関節症の診断方法は、主に身体検査と画像検査によって行われます。 医師は、症状や病歴を詳しく聞き取り、関節の可動域や変形の程度を確認します。 さらに、レントゲンやMRIなどの画像検査を行い、関節の状態や変形の程度を評価します。 母指CM関節症の治療方法は、症状の進行度や患者の状態によって異なります。 初期症状では、保護や安静が重要です。親指を過度に使用しないようにすることや、 冷却療法や包帯などを使用して痛みや腫れを緩和することがあります。 症状が進行している場合、物理療法や薬物療法が選択肢とされます。 物理療法では、関節の柔軟性を回復させるためのエクササイズやテーピング、装具の使用が行われます。 また、痛みを緩和するために非ステロイド性抗炎症薬（NSAIDs）や痛み止めを処方することもあります。 進行した母指CM関節症の場合、手術が検討されることもあります。 手術では、関節の修復や人工関節の挿入が行われます。 手術後はリハビリテーションが必要となり、関節の動きを回復させるためのエクササイズや物理療法が行われます。 まとめると、母指CM関節症は親指の付け根にある関節の変形性関節症であり、親指の動きの制限や痛み、腫れが特徴です。 関節の使い過ぎや加齢が主な原因であり、早期の治療や予防策が重要です。 正確な診断と適切な治療方法を選択するためには、医師の指導を受けることが大切です。 ご自身の健康管理にも常に気を配り、早期に病院を受診することをおすすめします。
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