地下鉄西神南駅ぴーす整体整骨院の田淵です!
日常の小さな疑問から体に関する疑問まで幅広くお答えするこのブログ。
本日のご相談は・・・
「肘が痛くて病院へ行くと『テニス肘』と言われました」
そう言われ来院されたAさん、でもその時こう思っていたそうです。
(心の声)「…先生、私テニスやってませんけど( ˙-˙ )」
このような経験をされた事がある方も多いと思います。
当院でもテニス肘を訴えられて来られる患者様もいらっしゃいます。
しかしその半数以上はテニスをしていないどころかラケットを触ったことも無い方もおられます。
ではなぜテニス肘といわれたのか、そもそもテニス肘って何なの?そんな疑問にお答えします。
テニス肘の医学的な名称は【上腕骨外側上顆炎がいそくじょうかえん】といい、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ている状態です。
主に長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)・短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)という上腕にある筋肉の起始部の腱に繰り返し負担がかかることによって炎症が起き上記の部位が痛くなります。
これらの筋肉はテニスのバックハンドの際によく使われる筋肉で中年以降のテニスをする人達によく起こることから『テニス肘』と呼ばれるようになったそうです。
重たい物を運ぶ仕事をされている方や小さな子どもを抱っこすることが多い方、家事をすることが多い主婦の方も同じメカニズムで上腕骨外側上顆炎を発症することが多いです。
・重い物を持った時
・ペットボトルのキャップを開ける時
・雑巾を絞る時
これらの動作をする時に肘の外側に痛みがある方は上腕骨外側上顆炎の疑いがあります。
当院では『テニス肘』に対して超音波療法など炎症を抑える効果が期待できる治療法を駆使し、損傷している組織の修復を促し痛みの早期改善を目指します。
鍼灸治療を希望される患者様も多いですが、鍼やお灸も上腕骨外側上顆炎の早期改善に効果がでやすいです。
日常生活で負担のかかりやすい部位なので放ったらかしにしているとなかなか痛みが取れれず。
このような症状でお困りの方は当院のスタッフにお任せ下さい!