年のせい
よくそんな言葉を聞きます。
僕たちは年齢に関係なく元気に毎日を送れるようお手伝いすることをモットーとしていますがこの言葉を聞くと「本当に年のせいなの?」といつも思います。
「年のせい」とはとどのつまりは「加齢」、肉体的に加齢で起こるのが「加齢変化」と言われるものです。
加齢変化と言われるもにはいくつかありますが、大きな変化としては「身長が縮む」「筋力が落ちる」「視力が低下する」などがあげられます。
これらの症状に深くかかわるのが「水分量の低下」です。あかちゃんは身体の水分が多く、衝撃にも強くなっています。
年齢を重ねるとこの水分が減っていき、身体が伸びにくくなります。
輪ゴムで例えるとわかりやすいかもしれないですね。
輪ゴムは新品だと伸びやすく、伸縮性に優れています。
しかし、放置され時間がたった状態の輪ゴムはどうなるでしょうか?
乾いてしまい、伸縮性は無くなり、ちょっと伸ばしただけですぐに切れてしまいます。
やわらかい筋肉→水分が減る→伸びない筋肉
筋肉の加齢による変化も大雑把に言うとこんな感じです。
この伸びる筋肉が伸びない筋肉に変わり始めるのが大体30代と言われます。
そして50代くらいまでこの変化が顕著に現れます。
この30代~50代の年齢、特によく起りやすい症状として
ぎっくり腰
五十肩(四十肩)
アキレス腱などの腱断裂
などが挙げられます。
これは主に伸びやすい筋と伸びにくい筋が「同じ筋肉内にできる」ことで強度が下がり
特に強度の低下している箇所で発生することが原因の一つとして考えられます。
では、
年を取ったら体にガタがくるのは防げないの?
答えは
No‼
です。
先ほども例えましたが輪ゴムを思い出してください。
しばらく使わなくなり放置されていた輪ゴムを使うとき皆さんどうされます?
そうです、伸ばしたり揉んだりしますよね。
そうする事で輪ゴムに伸縮性ができ、切れにくくなるのです。
筋肉にも同じことが言えます。
事前にストレッチや体操をすることで筋肉にも伸縮性が生まれます。
伸縮性ができることでケガをする範囲まで筋肉が引き延ばされることが防がれます。
有名なところでは野球のイチロー選手やサッカーのカズ選手も若手の数倍、ストレッチに時間をかけていると言われます。
そしてその予防効果を引き上げるために骨盤や背骨の歪みを調整する必要があるのですが
そのストレッチや運動はまた次回ご説明させていただきます。
案外しられていないからだの動かし方も説明するのでご期待ください!
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