こんにちは!
ぴーす整体整骨院です
今回は前腕の筋肉について見ていきましょう。
あっちなみに私事ですが最近太鼓の達人と言うリズムに合わせて叩く太鼓のゲームをし過ぎて次の日筋肉痛でまともに施術が出来なかった日がありました。笑笑
てなわけで今回は前腕の伸筋(浅層)と(深層)について説明していきます。
*腕橈骨筋
・起始・停止
上腕骨下部外側縁から始まり
橈骨茎状突起に付く筋肉です。
○働き
肘関節の屈曲
回外位から中間位までの回内
回内位から中間位までの回外
腕橈骨筋ですが
前腕外側のふくらみをつくる筋で。 伸筋群になるが、その働きは肘関節の屈曲です。 ですが筋皮神経の麻痺によって上腕二頭筋、上腕筋が働かない場合でも肘関節の屈曲は可能なんです。
*長橈側手根伸筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆から始まり
第2中手骨底 (背側)に付きます。
○働き
手根の伸展、外転
肘関節の伸展補助
上腕骨外側上顆から始まり、第2中手骨底に停止し、手根の伸展と外転に関与します。
前腕が回内位にあるとき、手根の伸展力、固定力は長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋などの筋に依存する。
*短橈側手根伸筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆から始まり
第3中手骨底 (背側)に付きます
○働き
手根の伸展、外転
肘関節の伸展補助
上腕骨外側上顆から始まり、第3中手骨底に停止し、手根の伸展と外転に関与します。
前腕が回内位のとき、手根の伸展力、固定力は長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋などの筋に依存します。
[浅層]
*尺側手根伸筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆、尺骨後縁上部に始まり
第5中手骨底(背側)に付きます
○働き
手根の伸展、内転
前腕伸筋群うちの最内側を走り、停止腱は第5中手骨底に停止します。
手根の伸展、内転に関与します。
*総指伸筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆に始まり
第2~第5指の中節骨底と末節骨底に付きます
○働き
手根の伸展
手指の伸展
肘関節の伸展補助
上腕骨外側上顆から起こり、扁平な4腱に分かれ、第2~第5指の指背を走り、指背腱膜となって中節骨と末節骨に停止します。
第2~第5指を伸展し、手根の伸展にも関与します。
*小指伸筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆
第5指の指背腱膜
○働き
第5指の伸展
手根の伸展補助
総指伸筋から分かれて第5指の指背腱膜に移行します。
第5指を伸ばす働きもあります。
[深層]
*回外筋
・起始・停止
上腕骨外側上顆、尺骨回外筋稜に始まり
橈骨上部外側面に付きます
○働き
肘関節の回外
上腕骨、尺骨に起始を持ち、橈骨の上部を回って外側面に停止します。
回外運動を行うが、強い回外には上腕二頭筋とともに作用します。
*長母指外転筋
・起始・停止
橈骨および尺骨体背面、前腕骨間膜に始まり
第1中手骨底に付きます
○働き
母指の外転
手根の外転
橈骨、尺骨および前腕骨間膜から広く起こり、前腕下部で長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋の腱の上を越えて第1中手骨底に停止します。
母指の外転と手根の外転に作用します。
*短母指伸筋
・起始・停止
橈骨体下部背面、前腕骨間膜に始まり
母指基節骨底に付きます
○働き
母指の基節の伸展、外転
手根の外転
橈骨背面、前腕骨間膜から起こり、長母指外転筋の下方を並走し、母指の基節骨底に停止します。
母指の基節の伸展、また母指の外転と手根の外転にも加わります。
*長母指伸筋
・起始・停止
尺骨体後面、前腕骨間膜に始まり
母指末節骨底に付きます。
○働き
母指の伸展
手根の伸展補助
長母指外転筋、短母指伸筋の内側を下行し、母指の手背を走り末節骨に停止します。
母指を伸展させると腱は明瞭にみることができます。また母指を強く伸展させると、手根の背部にくぼみがみられる。これは長母指伸筋の腱と短母指伸筋の腱によってできたくぼみで、橈骨小窩(嗅ぎたばこ入れ、タバチュール)と言います。
*示指伸筋
・起始・停止
尺骨体下部背面 前腕骨間から始まり
第2指の指背腱膜に付きます
○働き
示指の伸展
手根の伸展補助
第2指の指背腱膜に移行し、第2指のみを伸ばす働き。
≪伸筋支帯≫ 伸筋支帯は深層に中隔をつくり、6つのトンネルを形成する。各トンネル内を腱鞘に包まれた腱が手背に向かって走ります。
- 前腕伸筋のうち、外側上顆から起こる筋の過度の牽引によって、外側上顆の骨膜に炎症を生ずることがある。テニスの選手に多いことからテニス肘と呼ばれます。