ぴーす整体整骨院がお贈りする「今日は何の日?」シリーズですが今日は・・・
およそ250年前『杉田玄白、前野良沢が処刑された死刑囚の解剖を見学した日』
だそうです。
杉田玄白と言えば歴史の教科書でもよく扱われている人物ですね。
蘭学医でしたが、プロデューサーのような感じの企画したり進行するのがメインの仕事もされていたとか言われていますね。
この杉田玄白さん
オランダ語があまり知られていない時代に医学書を翻訳するという「かなりな難題」に挑んだ方ですが、
自身の著書ではいろんな名言も残されています。
個人的に気になる名言は晩年の
「医事不如自然」(医療は自然にはかなわない)
解体新書(ターヘル・アナトミア)が発行されたことにより、それまで東洋医学一辺倒だった日本の医学界に新しい概念(西洋医学)が入りました。
その旗手でもあった杉田玄白自身が年を重ねてからの言葉
「医療は自然にはかなわない」
これは東洋医学(概念・精神)から西洋医学(投薬・患部のオペなど物質)に転換していき、
世の中に西洋文化が少しずつ浸透していく中で物資的な考えとは一線を画した興味深い言葉だと思いました。
コロナウイルスで世の中が混乱し、「既存の薬が効かない」時に何が必要なのか、
そういう時は杉田玄白の「自然にはかなわない」に読み解けば、「未知のウイルスに感染」など人の生存力が試される時は薬だけではなく、
人間本来の代謝、循環、抵抗力も重要なのだと気づかされます。
手洗い、うがい、適度な睡眠、運動など
当たり前のことが出来ていない時が人はバランスを崩しやすいものです。
僕も勉強や体調管理で鍼やお灸をしてもらう事が多いですが、杉田玄白さんの言葉に一人納得の今日この頃です(笑)